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星十個。 第一作と比較して、第二作はおとなしめだったので油断していました。 この第三作は、第一作と比較して勝るとも劣らぬ衝撃度です。 謎は一つではありません。一つの謎が解ければ、次のさらに大きな謎がわく。 さらに、その謎解き自体が、ヘンゼルとグレーテルのパンのようなある方向に導かれる、あるいは誘い込む巧妙な罠なのです。 そして、たどり着いた先に待ち受けていたものは・・・。 孤島でのクライマックスで一息ついたかと思いきや、その後にさらに一発来ます。 これは・・・ありですね。ネタバレを避けて言葉を選ぶなら、究極の承認欲求をこじらせた、といったところでしょうか。 ポーが白黒で言えば黒くもあるところもいいですね。 素晴らしい作品です。 2022年のMYベストミステリーになるでしょう。