どんなんでもいいから、買って読め!

私と10歳も年が違うこの作家が、過去を共有することはないはずだが、懐かしさとそのころに感じる恥ずかしさ。子供の気持ちや、年を重ねるにつれ錆びる感性など、相変わらず感服します。 おかしさやなつかしさなど、「手法」を超えたところで、ホワイトラビットの遥か上をいく。なにしろ、笑いのツボは50歳代だ。花鳥風月の中で踊る登場人物がどんどんつながり、最後に至ってまた読み返さないと「ならない」ことになり、コストパフォーマンスは最高です。