学級崩壊しかけている六年三組の児童たちが抱える鬱屈を描いた連作短編集。朝比奈さんの「自画像」も教室内で抱える人間関係や鬱屈が描かれていたから、こういうテーマが得意な作家さんなのかなと思います。小学生のときに自分の内面をこんな風に客観的に把握はできなかったけれど、やっぱり私は小学生には戻りたくないなあと思います。