赤毛のアンらしくない11巻

あとがきにもあったが、今回の作品はモンゴメリらしくない。下の後半から2部に入るが、それはアンの息子ウォルターが戦死した後という設定である。そのため、悲しみの詩がほとんどだ。合間の短編小説には、引き続きアン家族の話題が出る程度で本人たちはあまり出てこない。しかも、アンの孫の世代の話も出てくる。今回の作品でアンシリーズが終わってしまうことは残念だが、シリーズ11巻をすべて一気に読み返したら、またプリンスエドワード島の風景を想像させ新鮮な気持ちに返ることが出来るだろう。