3巻はいろんなエピソードが詰め込まれていて、何書いてもネタバレになりそうです。 しかも重い話が他の巻よりも多い。 もちろん笑いどころはあるのですが、主人公とともに「うーむ」と唸ってしまう。 私が中一の時に近所の若牛が牛小屋を脱走した事件がありました。 私が宿題していてふと窓の外を見ると、稲刈りしたあとの田圃を若牛が「ヒャハー! 俺は自由だぜ!!」みたいに飛び跳ねていて、近所のおば様達がその子を追い回していたのです。 それをボーっと見ていたら「○○(私)、すぐ来なさい!!」と祖母が怒鳴るような調子で私を呼び出し、そのまま牛追いに参加する羽目に。。 結局、ご近所のおば様が鼻輪に繋がるロープを掴むことに成功したのですが、それでも暴れる若牛!! 牛って大人しい動物のように思われるし、事実大人しいのですが、ロデオで牛が飛び跳ねることでもわかる通り、時と場合によっては後ろ足を高く蹴り上げるように暴れます。あれを食らったらだだでは済みません。 おば様が捕まえてもなお飛び跳ねてる若牛。 そんな状況下、「○○(私)、早く鼻輪をもて!! 牛は女を見分けるから、お前が掴まないと何時までも暴れ続けるっ!!」 たまたま男衆が居なくて、その時唯一いた男が私だったため呼び出されたのでした。 目の前で飛び跳ねている牛なんて到底押さえきることなどできませんが、祖母に再三促され、仕方なく私が代わってロープをぐいっと掴むと、ようやく若牛も大人しくなりました。 普段から見慣れている牛でしたが、潤んだ大きな黒い目がガンを飛ばすように私を睨んできます。怖過ぎる。。男といってもヒョロッとした子供、、そう見透かされているように感じました。 牛小屋までの数100mがなんと遠く感じたことか。。。 もう少し育てば牛も文字通り大人しくなるのでしょうが、子牛はともかく、そこそこ育った若牛を見ると、今でもあの経験が甦ります。