市岡・史郎の死の抽象的な描かれ方が静かで深い悲しさを感じる。その後の珠紀の思いに触れる事なく8月6日で終わってしまうのも又その静かな悲しさが増長される。残酷で悲惨な戦時中の暮らしが幻想的に美しく描かれていてその落差が又悲しい気持ち。