名著
太平洋戦争末期の昭和19年、見方の日本軍の敗戦が濃厚となってきたニューギニア島で、味方の援護が来るのを待つためにジャングルの奥深くに逃げ込んで10年近く。その日々の生活を細かく綴った実話になります。
元々著者が書き溜めていたものをここ最近(10年位前?)になって当時の人のご縁でご出版された本とのことですが、非常に読みやすくぐいぐい引き込まれる話でした。実体験に基づく内容の重みを感じます。
【前半】どんどん逃げながら行軍をし周りの仲間が亡くなっていく様子が描かれています。言い方が適切かはわからないのですが、手に汗握るというか一緒に逃げている気分になるようなくらい引き込まれました。
【中盤】ジャングルの奥地に暮らし始めて落ち着くまでの苦労の連続(一部娯楽もあり)。とにかく食べるにはどうしたらいいか。
【後半】原住民との交流がはじまり、物々交換てきな事がはじまり、生活にハリがでてきます。そこから解決の道に繋がってゆきます…
戦争自体の話よりもサバイバルの本です。そして何が大切か、どうしたら気持ちを保てるかなど、ページ数は多いのですがアッという間に読める名著だと思います。
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