よかったです。

さんざん世の中や貴族を批判してきた道真が「あれほどの才があるのになぜ悪事に手を染めたのか」と犯人を問い質した所、「お前もまた恵まれた場所にいる人間だ」と赤の他人から突きつけられる。目覚めなければ批判的なエリートとして生を全うできたであろうに、気づいてしまったなら 好きな本を読んでいたいだけ(一巻) の人生には戻れない。その先には我々が知るあの末路に向かう道真がいる。 学問は何のためにするのか。どう生かすことが自分にとって良いのか。今学んでいる人達にも考えて欲しい命題である。