支那論と銘打っているが、根源的には我々の幸せの仕組み を考え直す契機になる本と言える。 在り来たりな支那叩きの本ではないので、悪しからず。 経済成長やグローバニズムを金科玉条にして突き進むことが 果たして真に幸福を担保するものなのか、問題提起がなされる。 資本主義に絡め取られた米国や支那は、もはやそれから脱するこ とは不可能だが、日本ならば新たな道を提示できるというのは両者 に共通しているようだ。しかしながら、微妙に両者の意見に相違が 発生する過程は中々面白い。 やっぱり新書っていうのはこういうのでないとね。