これは愚作か?

「この国に、新の諜報組織をつくれ!」警視庁公安部長の密命を受けた、国際派の若きキャリア公安マン・片野坂彰。イエール大学、FBIで研修し、はては傭兵の経験もあるという、変わり種。最強の先輩ノンキャリア情報官・香川潔と、音大出身で三か国語を操る女性捜査官・白澤香葉子を相棒に、特捜チームが始動する。最初の事件は、国境を望む対馬。一撃で三人を殺した黒幕は。大人気の青山望シリーズに続く、公安小説の新シリーズ第1弾。 * 前青山望シリーズが面白かったので、新シリーズも読んでみたくなり、購入しました。 前シリーズ同様、現在の国内外の情勢を交えたストーリー展開は、フィクションとは思えない緊張感があり面白いのですが、これがしつこいくらい長々と続き、読むのが重くて退屈でした。反対に事件そのものの追求はあっさり終わり。また、片野坂・香川・白澤の個性が薄く、インパクトが無いですね。これは愚作か? 第2巻も読んでみますが、同じ感じなら、これで終了です。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:濱嘉之(ハマ ヨシユキ) ・略歴:1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。現在は、危機管理コンサルティング会社代表を務めるかたわら、各メディアでコメンテーターとしても活躍。 ・出版:文藝春秋 ・発売:2019年8月 ・ページ数:393p ■これまでに購読した濱嘉之の著書 ・「警視庁情報官」…第6巻まで ・「警視庁公安部・青山望」(全12巻) ----- ◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%