本のタイトルに惹かれるが、中身は残念

平成の低成長、低成長と言うよりゼロ成長。原因をひとくくりに短絡化すれば昭和システムからの転換の失敗ではないか。そして正犯は、新しいものにチャレンジせず、昭和の成功体験から抜け出せなかったおじさんたちでは。思うと心当たりは多々あるが。本書に期待したのは、昭和おじさん社会の弊害。しかし、中身は格差拡大に関する恨み節であった。新聞報道される内容等を連ね憂うのだが、階級闘争史観ではないが、問題の核心や解決策に触れるものでは無かった。タイトルは編集者が付けたのだろうが、中身に見合うものを願いたいです。着想の豊かさはタイトルだけでした。