共生という生き方

キノコは木の子から来ているとのこと。キノコは野菜の一種と思っていたがそうではなく菌類の繁殖装置であり、菌界は動物界、植物界に並ぶ存在と聞くと驚く。ちなみに、菌類と細菌は別物ということらしい。菌類は基本的に他の生物に依存して生きるしかない生物である。その生態には寄生、腐生、共生の3形態がある。最後には宿主を殺してしまう偏利的共生では自分も死んでしまうので、相利共生が最も進化した共生のあり方である。環境破壊によりキノコもめっきり見られなくなったという。それと共に、森林もどんどん枯れてしまっているそうだ。この現状に対し著者は土壌に炭を埋めることで木を回復させる運動に取組んでいるそうである。人間も菌類に学んで地球との共生を考えねばならいというのが著者の主張である。