仏教に対する印象が変わりました

60歳を目前に、人生との向き合い方を考え直そうと思い、各地の神社やお寺をめぐるうち、 仏教についてもう少し知識をつけたいと思っていたところ、友人からこの本を勧められました。 仏教というと、どこかかたく、規律が厳しくストイックな印象がありましたが、この本を読んで、仏教、ブッダに対する印象が大きく変わりました。 「私たちに生きる意味はあるのか?」「私たちの拠り所となるものは、どのようなものなのか?」 こういう時代だからこそ、度々考えてしまう漠然とした不安に対して、優しく寄り添ってくれるようなブッダの言葉に、思わず涙があふれていました。 私が特に感銘を受けたのは、仏教における【縁起】です。 「これがあるからあれがあり、あれがないからこれがない」というように、 全てのものは関係しあいながら存在していて、”唯一のもの”や”絶対的なものはない”。 まるでブッダから、「人はたった一人であることはない、必ず誰かやなにかと関係しあってそこにいるんだよ」と言っていただいたような気がして、胸がじーんとあたたかくなります。 仏教に対する印象だけでなく、私のこれからの人生に対する向き合い方にも、影響を与えた1冊です。 この本を紹介してくれた友人にも、改めて感謝を伝えたいと思います。