昨年、鹿児島睦さんの講演を聴く機会があり、 その際にルート・ブリュックのお話をされていて 大変興味を持ち、こちらの本を購入しました。 ルート・ブリュックの事は全然知らなかったのですが、 晩年の、タイルを組合せた立体的な作品に とても心奪われました。 タイル自体の色と形とその凹凸が作る影が、 間近では不規則に、けれど緻密に配置されていて 俯瞰で見た時に圧倒される、本当に見事だな、 としか言いようの無い、初めて触れる世界観でした。 それから、取材記(滞在記?)を書かれている 今村玲子さんの文章がとても情緒的で こちらにも惹き込まれました。 鹿児島さんはもちろん、ミナの皆川さんや 葛西薫さんなどのインタビューも載っていて 入門書的に、見て、読める1冊かと思います。