スポットの当たり方。

前世の記憶をもってゲームの世界に転生した女性。記憶があるだけに自分の役柄が悪役令嬢であることを重々わかっています。ヒロインが王子の心を射止めていくことも。それを抗いようもないように思っているのですが、実際にはヒロイン・アカリのために注意をしたりと、決してイジワルではないのです。でも物語のようにすすみ、ああ、こうなるのね~というときに、展開が変わります。その過程も楽しめますが、スポットの当たり方や、立場を変えて描いてみると、違う面がみえてくるものね・・という思いで読みました。”私はヒロインだから幸せになれる”と考えているアカリは、たぶんゲームでは自分がその立場になってプレイをするから悪役令嬢をやっつける、という感覚しかないのだろうけど、その通りにならないのが世の中。 二人がゲームを知っている世界からの転生というのは、う~んでしたが、話の流れは面白かったです。