自己による資産形成が必要な時代

日本は少子高齢化が急激に進んでいる。 たくさんの高齢者を少数の若者が支える時代を迎えている。それにともなって従来型の年金システムは破綻してしまったと言わざるを得ない。 私もだが、今納めている税金は20年、30年後には年金支給額が70歳以降、かつ少額のみになる時代が当然のように来るものと考えられる。 日本は長年の経済成長に支えられ、資産形成を貯蓄が形成する、または右肩上がりの不動産が形成するとされてこられ、実際に今でも持ち家主義、貯蓄偏重型の資産形成を選択する人が多く存在する。 自分もこれまではそうであった。 そんな中、2016年から施行された個人型確定拠出年金は給与所得者の多くが活用を検討すべきシステムだ。 まだ日本では制度について詳しく頭に入っていない人が多いが、本書はこれから先の人生設計、資産設計を考える上で無視できない本制度をわかりやすく理解できる良書である。 すでに一定の知識を持たれてる方には易しい内容すぎるかもしれないが、知識をそこまで持ち合わせてない方(私を含め)にはお勧めできる1冊。 節税観点、投資戦略、自己形成型年金検討において本制度は確実におさえておくべきものと考えさせてくれる。