前半の武松、途中から宋江の英雄譚らしき方向に進むのだが、どうにも浮き沈みが激しい。好漢と言われる男たちも強いんだか弱いんだかわからない。県から県をつなぐ街道には、しびれ薬を飲ませて旅人を殺す一軒家の酒屋。朝廷から地方に派遣された腐った役人。時代の一面を描いているのだろうな。そして梁山泊という権力に抗う集団が喝采をあびたのだと感じた。梁山泊は旅人、隊商、街を襲うという体質に変わりなく、生産性のない集団なんだがな~