モノ言う株主目線の初心者本として良い

モノ言う株主であるとかアクティビストとされるファンドへの興味から購入。 ガバナンスウォッシュ、スチュワードシップコードあたりも面白かった。 常勤取締役と社外取締役の役割の違いや、モノ言う株主がどのように対話したいと考えているのか、責任をどう求めているのかという話もとても参考になった。 少数株主への配慮は、今後、証券取引所が指導していく傾向にありそうだと思え、 また指導があれば各企業も考えていく流れは今後ありそうだと思えたから参考になった。 株主配当や株主優待についても、モノ言う株主目線ではどのように映っているか参考になる部分があった。 しかし、最後の雇用の流動化は、マクロ経済環境にほぼほぼ左右されるから言い過ぎだと思う。 そもそも物価の安定がなく長く不景気が続いたのだから、 雇用の安定が達成された後、自由に雇用の流動性がありより良い雇用を求めて動けるなら理解できる。 1990年~2012年までの日本経済は特に厳しかった。 現実にある前提をもう少し考慮いただいて主張いただきたいと思った。