先般、マルケス、バルガス=リョサを読み終わり、届いたフォークナーを読んでいたら、南米の何処だろうかと錯覚するほど、泥臭く、インディアンや黒人が闊歩する話が伝説的に語られている。 久々の中上健次の解説を読んで、アジア、南米、アフリカの作家たちに表現の方法をフォークナーが教えたんだとわかった。なるほど、中上健次スゴい。中上の言う、歩くということ、噂をすること、スイカズラの三つは伝説や神話的語りに見られる。そう言えば、ギリシャ神話のオデッセイの話しなんか噂や人の語りで成り立っているという構造であるし。