参考になる

自分は60になったばかりだが、とても参考になった。積極的に外出し外食し肉食すべし等のアドバイスが、以前テレビで見たきんさんぎんさんの血縁の元気な高齢者の生活と全く同じで、なるほどと納得した。身近な人が急に認知症になった理由も分かった。しかし、著者も「自分に当てはまる物を取り入れて」と書いているように、全ての人が鵜呑みにして真似をしない方が良い部分もある。ラーメンの汁は全部飲んで良いとか、免許返上しない方が良いとか。医学的科学的知見に基づいた指導もあるが、基本は「肉体には個人差があり、既に80で健康を保っている人ならそれまでのやり方で問題ないから無理に生活を変えてストレスを感じるよりずっと良い」という主張だ。著者自身が63にして生活習慣病を含む複数の病気を患っているので、極端な主張は話半分に聞くのが良いと思う。医者の処方する薬を疑え、という部分があるが、確かに自分の親を施設に入れた時、そこの薬剤師から「今まで処方されていた薬は多すぎます、その病院は問題があります」と言われた経験がある。素人には判断が難しいが薬のせいで不調になる場合もあると知っておくのも大切だと思う。著者の本は初めて読むが、これは具体的に実践できる内容で、どれかを買うならまずはこの一冊で良いと思う。