最初の頃はコミックスのみで読んでいましたが、病気をしてからはコミックス化まで待つなんて悠長なことしていられないと姉プチで最新の物を読んでいました。 まとめて読みたいと内容は既読ながらコミックスも購入。 セリフのひとつひとつが深くて、でも笑えて。 大きな手術をして五年後の生存率が50%の身ですが、この漫画の最終回までは頑張って生きていたいと思っていたのに・・・。 報道は芦原先生が「原作を尊重しないことに苦言の投稿」をしたことにしか触れずそれが原因かのように報じていますが、脚本家さんのあのSNSの投稿、またそれに同調する脚本家の方々の一連の流れが無ければ「原作を尊重しないことに苦言」はこの7巻冒頭の文章のみで終わっていたと思います。 あの脚本家さんの投稿があったからそれに対しての説明の意味で件の投稿があり。 同じ言葉を紡ぐプロ同士ながら脚本家さんのSNS投稿とは違い、芦原先生の文章は脚本家さんに対して、また制作スタッフに対してもとても配慮した文章でした。 今回の肝は「原作を尊重しないこと」では無く、原作を変えないことを条件にドラマ化を許諾したのに反故にされ、元々の条件の順守に芦原先生が奔走したのにそれをあのような言われようをされたことにあると思います。そもそも先生の訃報が流れる前の先生の投稿を伝える記事もずいぶん内容を端折って誤解を生む書き方になっていて、一読者ながら先生の心情を心配しておりました。 原作を変える変えないの話にすり替えられこのままで終わってしまいそうな流れなのが悲しく悔しいです。 誹謗中傷ではなく、先生の悲しみ苦しみを無駄にしないために事実をきちんと検証して、未来に繋げて欲しいと思います。 芦原先生の作品はこれが初めてという方にはPieceとBread&Butterもぜひ読んで頂けたらと思います。 Pieceは「自分と同じかそれ以上に大事な人を喪失してしまっても人生は続く。それを乗り越えていく日常」をテーマにしていると思います。「砂時計」もそうですが残された人の気持ちをこんなにもよくわかっている先生がなぜ?どうしてそこまで追い込まれたのか・・・悲しくて悔しくて残念でなりません。 御本一生大事に致します。芦原妃名子先生、どうか、どうか安らかに。