多少の興味は

プロレスラーとして一時代を築いた、アントニオ猪木の自伝。同様の著書は多くのライターが物しているが本作は、5つ違いの弟が書いており、その点がユニークか。といってもブラジルと日本で、離れて暮らした時期が長く、その期間が曖昧なため、はぐらかされている気がしないでもない。身内びいきは仕方がないとしても。ただ、プロレスに関心が無い立場が読めば「へえ、そんなことがあったのか」という興味は惹かれた。