非常に勘がよく有能であるにもかかわらず、なぜか自己評価が恐ろしく低いケイト。それでも、「裏切り」にて父の偶像を打ち壊し、その後、さまざまな経験を経て、少しずつ自分らしさを取り戻していきます。本作では、その第一歩として地方のスカボロー署に自分の居所を得るべく赴任したものの、この地を選んだ同僚のケイレブは不在で、後任のあまり切れの良くない人物と事件の解決に取り組むことになります。 性善説が通用しない、純粋な悪の芽なる人物は存在するのですね。 この巻も非常に味わいと読みごたえがある作品でした。 余談ですが、あまりにもケイレブの行く末が気になったので、海外サイトのレビューを読み漁りましたがけっこう不穏な感じです。