奥が深い米朝師匠の懐

上方落語復興の四天王の一人桂米朝師匠について、他の本にも書かれている米朝落語の奥深さが垣間見えるエピソードも見られます。そのようなエピソードはほんの一握りの量で、戦後の日本の社会情勢、終戦直後の日本人の生活、今に続く戦前からの文化、今は途絶えた生活習慣や文化などが縦糸横糸として織り込まれた、著者の小佐田氏とともに米朝落語内願する文化論を堪能できます。