隠れた名作歴史漫画18年ぶりの復活!

18年前に少年サンデーで連載されていました、 源義経を題材にした漫画の続編です。 有名な五条大橋などの逸話は、作者のアレンジが加えてあります。 サンデーでは一の谷の合戦で打ち切りになってしまい、 とても残念だった記憶があります。 ずっと再開を夢見てましたが、満を持しての復活! 夢が実現した事は、本当に嬉しい限りです。 個人的には、日本史漫画の中では1・2を争う名作だと思います。 従来の義経像と異なり、義経はダークヒーローです。 遮那王時代は対人不信感と歪んだ感情の持ち主で、 しずか(後の静御前)、常陸坊、伊勢三郎、そして武蔵坊弁慶。 これらの人物と関わり、奥州平泉での生活を得て、 少しづつ内面が変化していきます。 変わらないのは、平家に対する憎悪。 平家一門を根絶やしにする事に、異常に執念を燃やしています。 少年誌での連載にしては異色の存在でしたが、 少年誌の限界を超える描写を、当時にしてはしていました。 確実に今だと規制に掛かりますね(笑) 今回、青年誌の連載へと移った事で、描写は更に酷くなってます(笑) また、青年誌連載という事で、 作風がサンデー連載時と比較して少し変化しています。 前作の義経と木曽義高との関係や、前作の描写との矛盾点はありますけれど、 絵柄などは18年たった今でも、さほど変化していません。 今回は大姫視点で描かれた、番外編的な感じですね。 前回の途中から描かれているので、 読まれるなら、流石に当時の単行本は販売しておりませんが、 文庫本として販売されているので、そちらの方から読まれるといいと思います。 廉価版も販売されるらしいので、そちらの方が良いかもしれません。 今後、前回の続きにあたる屋島合戦から描かれるので、凄く楽しみです! 今回は奥州平泉まで作者が構想を練っているらしいので、 最後まで連載される事を、期待しています。