哲学的な書なので、易しくはないです。自分と他者がいる。自分という境界と他者の関係にあいだがある。総合失調症の患者は、他人が自分の中に入り込み他人に動かされているように感じるのだという。エヴァンゲリオンあたりからアニメでも自他の境界をなくし、埋没する事は幸せかという事も取り上げられている。この本はその「あいだ」についての考察である。この関わりこそが生命一般の根拠となるものに、行為や感覚で繋がっている事であり、生きている事だと伝えている。