中高年のかたは、なるほどと思うだろう

気軽に読める本である。帯に「今日、パンツはいてくればよかった」と書かれいるが、著者が通勤電車の中で、若い女性たちのグループのひとりが、そういったのだが、その女性は、スカートをはいていたので、一瞬、下着をはいていないのかの理解したという文脈の一部である。 確かに、女性の一部は、下に付ける下着のことを、「パンツ」と表現する人もいるだろうが、年配に近くなると、「パンティー」であり、オーソドックスなのは、「ショーツ」であろうと思う。 そういう意味では、著者は、かなり主観的な観点から、例示を行っており、そのような表現をする若い人への調査は行われた様子はない。 社会学的な考察ではなく、あくまでも、著者の言語学者としての視点から書かれたもので、しかも、一般書としての体裁にこだわっているため、現象学的な記述にとどまっている。 二部構成になっていて、方言に関する問題も扱っている。こちらも、羅列的で、読む分には楽しいが、言語には、そういうことが言えるなぁというレベルなので、決して、難しい本ではない。 若い人にも、参考になるだろう。 私は、構造主義的な観点から、本質は同じで、マスメディアや広告、あるいは、マーケティング戦略から作られた差違の範囲と思っている。