映像作品として楽しみました

かなりヘビーな原作をどうするのかすごく興味津々でした。 連続ドラマならともかく映画という限られた時間では個性的な登場人物の生い立ちまでは描けないでしょう。ヒロインにスポットを当てた描き方なのは正解だと私は思いました。 血なまぐさいシーンを映像美で見せているのでホラーやスプラッタが苦手な私でも鑑賞しやすい映画でした。原作通りにしないと気の済まない人っていますが、私は本の活字と映像は別世界の表現だと思っているので、マフィアのボスのおじさんが男装の麗人になっているのもウエルカムです。 ヒロインのおばあさん役で角替和枝さんが出演していらして、殺伐とした世界で優しい空気を醸し出していました。あの笑顔をもう見られないのが残念です。