今作は「全武将プレイ」とのことで、君主以外のお気に入りの武将を直接操作できるのが楽しい。また、エンディングも「中華統一」以外でも達成できるのが良い。マンネリ化を指摘する声もあるが、そもそも「三国志」ゲームは、『三国志演義』との原作がある。ある意味、『三國志』シリーズ全作品「リメイク」である。 ただ、本シリーズの宿命ではあるが、自勢力が半数程度の都市を支配した中盤以降は、「見たい『演義伝(イベント)』を発生済み」「築きたい人間関係(義兄弟・配偶者)を構築済み」と、やりたいことをやってしまっている。結局「進行ボタン」を押すだけになりがちで、プレーのモチベーションが低下しやすい。逆に言えば、中盤まではやりたいことが多くて楽しい。なので、中盤以降の中だるみの「作業プレイ感」は何とかする良い案はないものか? 一試案だが、中盤以降は降服勧告が効きやすくなっても良いのでは? 敵勢力が「残り1都市」で降服してくれても、あまりうれしくはない。ただ、家臣団をまとめて自軍に吸収できるのは大きいが。 とはいえ、隠し要素解放のためならともかく、中華統一の「正式なエンディング」を見たいので、「中間エンディング」で済まさずに最後までプレイした。 また、今作の一騎打ちはどうにも「理不尽」に感じてしまう。「強制発生」「プレーヤーの判断の影響よりも、配られる手札次第で、運の要素が強い」「格下相手なら、『自動処理』のほうが勝ちやすいとの情報」と、仕様のわりに敗北時の悪影響が大きすぎる。なお、舌戦もほぼ同じ構造だが、敗北時の悪影響は少ないぶん、まだマシ。 名品効果込みで武力【100】越えの関羽、張飛、趙雲が、「部隊長」なのに一騎打ちを仕掛けて、武力7、80程度の「格下武将」に負けることも珍しくない(特に手動操作時)。しかも、部隊長が一騎打ちを仕掛けて敗北すると、当該部隊は「壊滅」する。もう少しバランスは何とかならなかったのか?