大体180Pで写真や地図はほぼフルカラー、 三部構成で第一部は室町幕府の組織と構成員、第二部は室町幕府の制度と基本方針、 第三部が幕府内の政争とその延長線上の軍事的衝突つまり観応の擾乱や応仁文明の乱などを説明、 後世の人間としては呆れるしかないが第三部だけで120Pも有る! 幕府組織の比較解説は鎌倉幕府とはなされているが、江戸幕府とは一切なされていない、 つまり本書は、室町時代があんなにグダグダというか混沌状態だった理由を 読者に考えて頂くための参考資料的書籍といえる、 私的には今まで義輝義昭兄弟だけがアタオカだと思っていたが、 義満や義持もかなりイカレた将軍だったのがよく判る、 頼朝もそうだが、なんで源氏ってこんなアホばかりなのか・・・ 元和偃武により260年もの太平の世を謳歌できた江戸幕府の業績が素晴らしくまともに思える、 義輝義昭兄弟の酷さは天野忠幸著三好一族や信長公記と併せて読んでみると理解できます、 残念ながら将軍奉公衆に明智氏がいたのかという検討考察は在りません、