知らないことがいっぱい

タブー・・・ということで、下ネタに属すること、死などの忌み言葉、などなどが紹介されています。 いわゆるfour letter wordsに属するようなコトバについては、読者が軽々に中国語ネイティブ相手に使ってとんでもないことにならないようにと、現代語で活きているコトバは一切載っておらず、すでに古語、死語となった用例のみを紹介するという慎重さです。 この本の中で、今までまったく知らないことで、また、大変に興味を惹かれたのが、「諱(いみな)」を避けるという習慣のことで、例えば、孔子や皇帝や自分の父祖の本名を文章などで書くことは非常な不敬に当たるので、苦労して別の言葉に言い換えたり、一画抜いて漢字を未完成にして書いたり、それでもうっかりして罰されたり・・・と、それはそれは面倒で気を遣うのですが、近代に入るぐらいまで脈々と行われてきたということでした。これにより、何の字が避けられているかによって、当該文献の作成された年代を推計したりもできるそうです! いろいろ勉強になる本でした。