最高の美麗映像
さすが4KHD、素晴らしい陰影に富んだ映像だ。ビデオ媒体のない若い頃からこの「七人の侍」は、映画館(のフィルム)で何十回と見てきたが、これほど美麗な映像は初めてと言って良い。昔のフィルムは(私が見ていた当時でも製作から20年以上経っていたので)劣化が激しく、傷や埃、縦線が目立っていた。ビデオ時代になって、東宝やクライテリオン版のブルーレイディスクを保有して見るようになったが、それらのディスクを遥かに凌駕している。東宝は自社の映画のソフト化には熱心ではない会社だが、今回は世界に冠たる(世界映画史上のベストワンにも選ばれた)「七人の侍」の名前に傷をつけまいと良く頑張った。他の作品でもこの精神を継続して欲しいと思う。
このディスクに瑕疵があるとすれば一点、ジャケット写真だろう。東宝は元々DVDやブルーレイソフトの
ジャケットに関しては、あまりデザインセンスが良くない会社だが、これは専門家に頼まず広報・宣伝担当の一般の社員がやっているからなのか? 三船単独のこんな写真を使うなら、東宝スタジオの看板になっている七人全員が写っている、文字通り七人の侍の写真を使って欲しかった。
また、4Kでとは言わないが、東宝は自社に権利がある未ソフト化の数々の名作を、もう少し世に出して欲しいと思う。8月に出る予定になっている、内藤洋子、酒井和歌子の青春映画の作品群は、東宝としては久々のヒット企画だと思うので、これも続けて欲しい。
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