近年、真核生物の遺伝子発現制御は、転写因子によるダイレクトな発現制御が主ではなく、まず、クロマチン構造を大胆に制御して、転写する遺伝子群と転写しない遺伝子群をおおまかに区分けしていることが明らかになった。その制御機構に関する新情報を網羅した入門専門書。個々の記述の深みはないが、一通りの基礎知識をしっかりと押さえることはできる。真核生物の遺伝子発現制御についてこれから知りたいと思う学生や社会人には1冊目としてお勧めできる。