番組を観てから本書を購入しました。 放送を1回観て本書の同じ回も読む、という形で進めました。 ハンセン病についての解説も含めつつ、中江有里氏による解析などが進められていきます。 氏は作家活動もしているだけあり、文章が読みやすい。 第4回の内容は、回の冒頭に記載があるように氏の個人的エピソードも含まれていますが、放送がそうであったように、小説「いのちの初夜」から離れた内容です。 北條民雄が小説を書いていく上での苦悩は、小説を書く中江氏だから解析できた部分もあったと思います。 作家でなく、研究家だとその点の理解や共感度が違うと思うので。 また、第4回で紹介されている、北條が書いた「すみれ」ですが、少なくとも創元社の全集(上巻)には絵本の形ではないですが、収録されていることを書いておきます。