複葉機の飛行シーンが見せ場

ジョージ・ロイ・ヒル監督、ウィリアム・ゴールドマン脚本、ロバート・レッドフォード主演という座組みは、アメリカン・ニューシネマの名作「明日に向かって撃て!」と同じ。しかし、あれほどの面白さ、高揚感はない。複葉機の飛行シーン、特にラストの決闘(?)シーンは、その主観ショットもあり確かに迫力満点で見せる。そこが最大の見せ場で、話はあまり面白くない。 後半、映画の監督(プロデューサー?)が「スタントマンが既にふたり死んでいる」と言う。今だったら間違いなく撮影中止だが、創成期のハリウッドでは当たり前、普通の出来事だったか。当時飛行機を題材にした映画が何本も作られているが、本当にこうした犠牲のもとに作られていたのだなぁと思うと感慨深い。