太平洋戦争開戦80年

本年2021年は、真珠湾攻撃による太平洋(米英)戦争開戦から80年だ。そのため、主にNHKだが、それに関わる歴史ドキュメンタリーを(過去分を含めて)盛んに放映していた。実際に攻撃に参加していた兵士のインタビューもあったが、当然皆100歳前後だ。しかし、この映画の制作年は1982(昭和57)年なので戦後まだ37年、ここで奥崎に追及される旧日本軍の軍人たちは70歳前後とまだまだ話せ、奥崎と対峙する。しかし、終戦後の軍隊離脱(逃亡?)による銃殺、人肉食い、奥崎謙三の正義によって裁かれる人々は溜まったものではなかっただろう。 平和に暮らしていたところに、文字通り土足で家にズカズカと乗り込んで来られて、急に顔出しで旧軍時代の事件を蒸し返される兵士たち、事の是非はともかく本当にいい迷惑である。顔出し、実名だが、本人たちはこういう映画になると納得して出たのだろうか。この頃はプライバシーや個人情報の意識も低いから、撮られちゃったら仕方ない、拒否も出来ないということだったのだろうか。現在では、絶対に作れないだろう。 奥崎謙三は精神的にかなり問題のある人で、個人的には絶対にお近づきになりたくない人である。特典映像の「亜人間」では、この映画から更に10数年経った服役後の姿が出てくるが、完全にイッちゃている。