紀元前4世紀、中国の(春秋)戦国時代に孫ピンが兵法家として活躍していたほぼ同時期に、遠くギリシャではフィリッポス二世がマケドニア国を強国に育て、その子アレキサンダーが大帝国を打ち立てます。 このフィリッポスとアレクサンダーに仕えた文官がこの作品の主人公であるエウメネス。文官ではありますが、洞察力にすぐれる軍略家でもあり、基本的に優しく良い人という印象を受けるところは、他の作品に描かれる孫武や孫ピンのイメージと重なりますね。 この作品はそんなエウメネスの幼少期から話が始まり、波乱万丈な生涯を描く、はず・・・完結していないのでなんとも言えません。 ・・というのも、第7巻から本格的に登場するアレクサンドロス(大王)が、史実とかなり異なっています。 マンガに史実を求め過ぎるのも良くないと思いますが、史実を踏まえて話が進められていたのに、第7巻から急にファンタジー色が強くなるのはどうなの? 、、と、ちょっと心配になります。 あと、戦争や奴隷の存在する世界なので、第一巻から楽しくない描写が出てきます。そういうのに弱い方はまとめ買いしないことをお勧めします。