視点

特攻については、これまで様々な人たちが、あらゆる証言をもとに多くの著作を綴ってきた。今さら新しい事実は無かろうと初めから期待はしていなかったが、まさにその通りで、林えいだい氏の書物が無ければ本書は、その5分の1も書けなかっただろう。引用だけでなく、文章の重複も多々ある。現代の役所や企業にもなお、通じるところがあり、それらに結びつけたところが新聞記者らしいと言えなくもないが、無理に付け加える必要も感じなかった。