古文書が近く感じられました

やさしい言葉で、書跡史学者ならではの目線で書かれているのが良いです。 書体のくずし字の見かたや、書札礼(手紙の様式)について解説がわかりやすく、コラムもどれも興味深く読みました。 「イチからわかる」とあるように、古文書を読む際の不明や戸惑いに寄り添うような内容。とくに、文字の歴史や、中世文書の解読について、このようにかみ砕いて説明してくれているものは今まで見たことがありません。 著者の御本(学術書的なもの)は高額だったり販売終了で入手困難だったりしますが、こちらのものは内容もよりコンパクトにまとめられており、お手頃価格で入門編としてもおすすめです。