こんな本が必要にならないように

内容は極めて平易です。 誰でも解る問題点の提起のみ書かれています。 そして、このような本が必要に迫られる事自体が問題だと思います。 小出さんもそれを感じつつも、求められる声に応えると言う形で執筆されています。 凄く単純なことですが、放射性物質は半減期があります。 半減期が8日なら、人知で0と見なせるまでの期間は、80,000日です。230年位です。 半減期の長いプルトニウム(24,000年)なら、2億4千万年です。 たったそれだけを考えても、原発事故の収束は最低でも2億4千万年となります。 そんなとんでもないものを管理するだけでも大変なのに事故対応となれば、2億4千万年じゃ済まない話です。 小出さんは半減期を元にした事は一言も触れておられません。 その代わり、起きた事故の誰にも直感性のある内容を起点にして上記に類することを書かれています。 原発は漠然と不安だけど、事故については余りピンときてない、そんな人におすすめです。