アカデミー賞受賞は快挙か

ミシェル・ヨーは、マルチバースにジャンプすることにより、様々な姿を見せる。手がソーセージになったり、本人を思わせる華やかな女優の人生を生きている別次元の自分もいるかと思えば、挙句の果ては石(岩)にまでなったりする。 面妖な映画だと思うが、アカデミー賞の作品・監督・脚本・主演女優・助演男優・助演女優・編集賞の7部門受賞の快挙。ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ジェイミー・リー・カーティスの演技賞はともかく、作品・監督・脚本の各賞はどんなものかと思う。編集は大変だったと分かるので、これは納得だが。 見ている間、この映画の最終着地点は何処になるのだろうかと、ずっと思っていた。そこは平凡なオチだった。2時間20分でも長いと思うが、特典には13分の未公開シーンもある。合わせれば2時間半を超える大作になる。繰り返しのシーンも多く、何でこれがアカデミー賞の感は拭えない。