鈴木京香は美しい

2006年の映画だが、ずっと未公開だった作品である。鈴木京香、山崎努、伊藤歩、安藤政信、今をときめく光石研に尾野真千子まで出ている。これだけ豪華俳優陣で公開されなかったのは何故だろう。監督はインタビューで聞いていないと言っているが、低予算とはいえ億単位の金はかかっているだろうから、製作(投資)会社も剛毅なものである。まぁこういう劇場未公開になる映画は結構あるのだろうが、この作品の場合、話が地味過ぎ、タイトルの「こおろぎ」と言うのもなんだかなぁという感じで興行的アピール感がない。興行主が難色を示したのだろう、もちろん大々的に公開できる作品ではなく、小劇場の単館ロードショーが相応しい作品ではあるが、それも駄目だったか。 台詞が極端に少なく、劇的な物語はない。鈴木京香と山崎努の日常を淡々と追ってゆく。感覚的な映画と言えばそうなのだろうが、一般的には受けないかもね。自分はそれなりに面白く見れましたが。