豪華4本立て

BOX1に続く2は、1の比較的地味な初期の作品群に比べると、グンと豪華な作品群が揃った。ヴィム・ヴェンダース監督の名を一気に高めた、第37回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール賞受賞作「パリ、テキサス」、パトリシア・ハイスミス原作のリプリーシリーズ「アメリカの友人」、日本でも大ヒットし、大衆的にも彼の名を知らしめた「ベルリン・天使の詩」、極めつけは1983年に映画祭に招かれて来日した際に撮った「東京画」、小津安二郎監督の「東京物語」から始まる驚きのオープニングだが、「東京物語」からの東京の変貌を捉える。普通のドキュメンタリーなのだが、今となっては約40年前の東京の姿がカラーで撮影されているのが貴重。合わせて、今は亡き笠智衆と小津映画のカメラマンだった厚田雄春のインタビューも貴重な映像だ。総括的に言えば、1本1本が濃密で、豪華な素晴らしいBOXという事になる。