ベンヤミンの天使は
ベンヤミンの翻訳が出ると、つい買ってしまう。第二次大戦末期ゲシュタポに追われて、自死した。ベンヤミンを解くキーワードは、夢、写真、アウラ、映画、街路、子供、天使、そして、パサージュ。
本編では、アウラがオーラと翻訳されている。わかりやすいのだが、個人的には、アウラにしてほしかった。翻訳についての彼の文に、翻訳は翻訳された国の国語の地平を拡げてゆく、というような意味があったが。
「経験と貧困」に、経験の貧困とは、個人的な経験の欠乏というだけでなく、人類の経験全体の欠乏なのだ。それとともに、一種の新しい野蛮人状態である。には胸をつかれた。
他のユーザのコメント