久々に東野圭吾
タイトルの『プラチナデータ』がネガティブな意味で使われていたとは思いませんでした。最初に『彼』と出てきたのが何のことかわかりませんでしたが、二重人格者のもう一方の人格のことでした。DNA捜査で早々に事件が解決してしまいどうなるのかと思っていたら、連続殺人が発生、DNAシステムの問題(限界?)が露呈し、ストーリーが展開していきます。読み始めはそれほどでもなかったですが、途中からどんどん引き込まれ、一気に読まされてしまいました。
テーマは科学技術、人間の心(人格)、反体制(国家権力)といったところでしょうか。無力感、虚しさを感じさせる後味の悪いエンディングだったのがマイナスで★4つとしました。
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