見事なジュブナイル

自衛隊三部作の「海」。 ジュブナイル、と言ってしまうと作者さんやファンの方々に失礼になってしまうのかもしれないけれど。 まず、「とんでも」な状況下、どんな登場人物にも、ひとりひとりに名前がついており、 しっかりしっかり描かれていることに感動する。 そして、それぞれに、それぞれのプロ、職業人、とはなんたるや、と、思わされるカッコ良さ。 それぞれに事情を抱えた青少年たちもまた、極限状態に置かれてこその苦しみと、 これまでの痛みを抱えながら 成長していく見事なジュブナイルだと思う。