ホルモー!!!

恋愛小説とSFコメディーの見事な融合!! 奇々怪々なものをテーマにした歴史SFコメディーかと思って読み進めると、 実はかなり泥沼の片想い恋愛ストーリーでした。 女性に対して奥手な主人公が、自分勝手に妄想をふくらまし自滅していく、 その過程は、実にボク自身の青春時代とマッチしていて、大いに共感できました。 しかし最後は、それなりにハッピーエンドを迎えます。 そこはボクとは違うかな。 読んでいて、人物の感情描写が実に上手い作者だなぁと思いました。 さて、期待するホルモーですが、その実態が描かれるのはページも半分を過ぎた頃です。 それまでは思わせぶりに進み、ホルモーへの期待感を募らせます。 つまり物語の背景説明が延々続くんですよね。 もっとホルモー対戦が描かれてもよかったのではという印象を持ちました。 でも、読み始めると、おもしろくのめりこみ、あっという間に読み終えることのできる傑作です。 映画版もDVDで観てみたいと思います!!