横山秀夫さんの2002年の作品です。横山さんの作品を読むのは初めてでしたが、正直驚きました。主ストーリーは妻を殺した梶総一郎の空白の2日間の謎ですが、主人公以外の6名の視点から物語を進行するという形をとっていることと、筆者の筆力により謎に対する興味は遠くに押しやられます。6名の立場の異なる男たちの人生が強烈な圧力を持って、自分の中にしみこんでくる感じがたまりませんでした。