梨木香歩氏、男性を描く!

梨木氏は未読であったところ、友人から『 ぐるりのこと 』、『 からくりからくさ 』を貸与され、 やさしく、美しい梨木ワールドにずっぽりハマり、このほど、梨木氏の文庫化されたものを大人買い。 『 家守綺譚 』には、まず本のタイトル、そして1話目のすべり出しから、目次に戻ってわくわくと、 随分楽しませていただきました。 あたたかく、美しく、幽玄の世界とのボーダレスな時代、人物が硬質の美しい日本語でしっとりと描かれ、溜息が出ます。 主人公の男性の醸し出す雰囲気とお話群には、波津彬子氏の情緒あふれるイラストが浮かび、また勝手に溜息。 また、最後の手法はこころにくいほど。 ヤられた~~~!!と思いました。 漱石時代を嫌でもいとおしむこころがわき上がります。 何度も読み返す物語となるでしょう。 近々にブログでレビューを書きます!