母を殺した娘 と 母との確執を抱える娘

と帯にありました。 辻村さんの作品は大好きで、 文庫版が出るのを毎回楽しみにしています。 辻村さんの作品薦めてそれ以降、 手に取っている友人が先に読んだ感想が 「う・・・ん」でした。 確かに「う・・・ん」でした。 暗いな・・・ 辻村さんの作品にはいつも「暗さ」がある。 ただ今回に関しては、なんだか「凝り」が残り 煮えきれない感じが・・・ チエミの幼さは在る意味自分に当て嵌まるような そんな気がしたからなのかな・・・ 格差・目に見えない人へのランク分け。 『凍りのくじら』の主人公のようにあからさまではないけれど、 人は無意識に学歴や生まれなどで、 知らず知らず線を引いたり、対応も変えてしまう。 それは、決して相手に伝わってしまっていたりするのかな・・・ 自分では無意識な分難しいのかもしれない。 変わりたい自分、一方でそれで何が悪いの!と 本気で変えようとしていない自分。 そんなジレンマやうまく言えない部分考えさせられる そんな作品でした。